セレッソ大阪FW都倉賢(32)が古巣との対戦を「楽しみ」にした。

C大阪は11日、北海道コンサドーレ札幌戦(13日、ヤンマー)に向けて大阪・舞洲で調整した。今季、5年在籍した札幌から移籍のFW都倉は「かつてのチームメートと対戦できるのは、キャリアを積んだ楽しみのひとつ。向こうのプレースタイルは分かっている。チームとしてしっかり準備したい」と意気込んだ。

昨季、12得点を挙げた札幌の「顔」だった。新たな挑戦を求めた決意の移籍。ただ、さまざまな思いよりも「チームとしての戦術理解度が上がってきている」とチーム状態に手ごたえをつかむ。

自身も3月30日のベガルタ仙台戦で移籍後初ゴールを決めた。チームにフィットしてきた感覚は間違いなくある。「チームあっての個人。結果を出せる環境があって、チームの成長につながる」。自信を深めてきた都倉が、古巣撃破に貢献する。