J2アルビレックス新潟はオフが明けた14日、第14節愛媛FC戦(18日・デンカビッグスワンスタジアム)に向けた練習を聖籠町のクラブハウス練習場で行った。MF本間至恩(18)が今季初得点、初アシストを狙っている。

「得点に絡むようにしたい」。本間は愛媛戦でのテーマを話した。愛媛戦はMF高木善朗(26)が警告の累積で出場停止。出場のチャンスは広がった。「スタメンでも途中出場でも、出ることが大切」と気を引き締める。

現在、3試合連続途中出場中。前節V・ファーレン長崎戦は後半27分から出場。鋭いドリブルなど、機動力を発揮して相手守備を崩した。「3試合の中ではいちばん良かった」と、出場を重ねるごとに手ごたえをつかんでいる。

新潟U-18に所属していた昨季は2種登録選手で、第33節ツエーゲン金沢戦でJリーグ初出場初得点。「昨年はがむしゃらだった」。プロ1年目の今季は「試合に出ることで経験を積んでいる」。試合状況、チームの状態、自分がやらなければならないこと。今はそれらを整理してピッチに入る。

吉永一明監督(51)は「最後に何ができるか。求められていることを理解できれば」と期待をかける。「得点、アシストがほしい」と、本間も結果へのこだわりをみせた。