J2降格圏の17位に沈む松本山雅FCがアウェーで痛い敗北を喫した。守備で相手のスキをうかがっていたが、ヴィッセル神戸の猛攻に2失点。

1点を追う前半35分、MF中美がボールを保持しペナルティーエリアに進入し、シュート。決定機もGKの好セーブに阻まれ得点に至らなかった。後半48分にMFセルジーニョ(28)が1点返すが、それまでだった。勝ち星が欲しい試合に、反町康治監督(55)は「悔しい敗戦。勝ち点3を取りにいかないといけないという命題の中で、最後の笛がなるまでファイトしたことは評価。次に生かしていく」と29日に行われる次節首位東京戦を見据えた。