J2のV・ファーレン長崎の高田明社長(70)が今季限りで退任する意向であることが2日、分かった。

一部での退任報道を受け、クラブ広報が「後日、クラブからリリースさせてもらいます」とし、近日中に正式発表することを明らかにした。

高田氏は、通信販売大手「ジャパネットたかた」の創業者として、スポンサーを務めていた経営難の長崎支援に乗り出し、17年4月に自ら社長に就いた。

「夢を持ち続けて日々精進」をモットーとするカリスマ経営者のパワフルなオーラを現場にも届かせ、チームは、高田氏の社長就任初年だった17年に、悲願のJ1初昇格を果たした。この際、高田氏も「長崎の奇跡!」と表現して喜んだ。