Jリーグは18日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開き、J3入会を申請したFC今治の入会を承認した。今治はJFL2試合を残し、Jリーグ加入条件の4位以内および百年構想クラブ2位以内を確保し、年間入場者数も平均3000人を超えていることから、入会条件をすべてクリアしていた。Jリーグとしては56クラブ目となる。

村井満チェアマン(60)は「5年前のチーム創立時に岡田武史オーナーは“10年後にJ1優勝”を目標に掲げていた。スタジアム構想も順調のようで、とんとん拍子で上がって5年後にはJ1で優勝を争うクラブになってほしい」と話した。理事会会場の外で待機していた今治の矢野将文社長(43)は「にぎわいが生まれるスタジアムにしたいし、サッカーを通じて地域のみなさまと交流を深めて、町づくりにも貢献したい」と話した。