湘南ベルマーレは9日、19年U-17W杯ブラジル大会の日本代表メンバーで、今季加入予定のFW若月大和(17=桐生第一)について、海外移籍へ向けた交渉に入っているため、10日のチーム始動以降の練習と11日の新体制発表会見に出席しないことを発表した。若月の20シーズンの新ユニホームのネーム、ナンバーも販売しないという。

湘南は同日、公式サイトに「若月大和選手について」という文面を掲載。「このたび、桐生第一高校より加入します若月大和選手ですが、湘南ベルマーレと契約を交わしたうえで、現在海外移籍の交渉を行っております」などとつづり、練習などへ不参加となることを明かした。

若月は19年10月に行われたU-17W杯ブラジル大会に出場し、1次リーグ初戦で欧州王者の同オランダ代表相手に2得点。この活躍で一気に世界から注目を浴びていた。湘南では桐生第一在学中の19年4月に特別指定選手としてルヴァンカップの1次リーグ、コンサドーレ札幌戦に途中出場。公式戦デビューを飾り、20年から正式に加入する予定で契約を結んでいた。