藤枝順心(静岡)が神村学園(鹿児島)を1-0で下し、2大会ぶり4度目の優勝を飾った。0-0で迎えた後半15分、FW池口響子(3年)が今大会3点目をマーク。主導権を握られながらも先制すると、守備陣も無失点で応えた。今大会は全5試合で11得点1失点。攻守がかみ合い、全国529校の頂点に立った。

藤枝順心が少ないチャンスをものにした。0-0の後半15分。FW池口が右サイドからクロスを送ると、ゴールに向かったボールがそのまま決まった。池口は「良いクロスを送ろうと思ったら入った。『マジか』と思ったけど、うれしかった」。ラッキーな形で先制に成功すると、INAC神戸内定のDF長江主将を中心とした守備陣も奮起。最後まで反撃を許さず、4度目の栄冠を手にした。