川崎フロンターレとサガン鳥栖の両チームとも決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。

前半はホーム川崎Fが主導権を握った。5分には右サイドのFKにFW家長が頭で合わせたがクロスバーのわずかに上へ。同12分には家長の右クロスをFWレアンドロ・ダミアンが中央でダイレクトボレーを放ったが、これもクロスバーの上を超えた。鳥栖はスピードを生かした速攻で好機を演出したが得点は奪えず、前半は0-0で終了した。

後半4分、ゴール前でのルーズボールにFWレアンドロ・ダミアンが右足を伸ばしてゴールネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でオフサイドの判定に変更。得点は取り消された。鳥栖は同19分にMF原川が強烈なシュートを放つなど攻勢を仕掛けたが得点は奪えず、勝ち点1を分け合った。