4月に男子サッカー部を創部する広域通信制高校のクラークと一般社団法人「コンサドーレ北海道スポーツクラブ」が16日、札幌・宮の沢で連携協定調印式を行った。同校は地元Jチームのバックアップを受けて、最大の目標である高校選手権優勝に向けて強化を図っていく。

多方面で交流する。22の国と地域でプレーした経験がある初代監督の伊藤壇氏(44)のほか、GKやフィジカルコーチも派遣される。練習場所は札幌のユースチームが使用するグラウンドを共有。将来的にはユースとの練習試合やトップチームへの練習参加なども行い、選手を育成していく。

同校の硬式野球部は創部3年目で甲子園に初出場。サッカー部は、まずは北海道開催となる23年高校総体出場を目標とする。伊藤監督は「ゼロからのスタートで楽しみ」。同クラブの三上大勝代表(48)は「ワクワクする」と期待した。