ヴィッセル神戸のDF酒井高徳(29)が、東京オリンピックの通常開催のため、新型コロナウイルスの早期終息を願った。

酒井は12年のロンドン五輪に出場し、ベスト4に貢献した経験を持つ。東京五輪を目指す選手に「自国なんでね。(五輪)世代の選手たちは、自国でできることは、すごく高ぶるものがあるんじゃないかなと思います」と思いやった。

現在は、東京五輪の通常開催が危ぶまれている。

「いろんな思いから関係者の人たちが頑張って東京を選んでもらった。当時の『TOKYO』と言われた時の喜びを見ていると、開催できなくなったらかわいそうだなという気持ちです」と話した。

一方で、「ただ、やっぱり日本だけの問題ではないというのがあって、致し方ないところはあると思います。一刻も早く終息を願うばかりです」と続けた。【南谷竜則】