ヴィッセル神戸は2日、クラブでは3人目となる新型コロナウイルスの感染者が出たことを発表した。トップチーム関係者で、名前や役職などの詳細は公表していない。これまでの経過は次の通り。

▼3月25日 酒井高徳が夜中に体温38度で体調不良を訴える。

▼26日 酒井の体温は37・6度で頭痛、鼻の閉塞感で兵庫県内の病院を受診し、急性上気道炎と診断。

▼27日 酒井の体温は37・3度、夜に再び38度になり、頭痛、咽頭痛の症状。チームはこの日から11連休に入る。

▼28日 酒井の体温は35・8度、軽度の頭痛に加え、においを感じないなどの症状に。医師の助言で午後2時に兵庫県内の病院でPCR検査を実施。

▼30日 酒井は午後5時に陽性判定となり、同40分にクラブが発表、同6時過ぎからテレビ電話で立花社長らが記者会見実施。

▼31日 トップチーム関係者が午前8時、兵庫県内の病院でPCR検査を受け、午後9時に陽性判定。本拠地ノエビアスタジアム神戸、練習場「いぶきの森球技場」の封鎖やクラブ本社事務所は業務休止に。

▼4月1日 クラブは前日夜に陽性判定された最初のトップチーム関係者の感染を発表。さらに別のトップチーム関係者が軽度のせきや咽頭痛、前胸部痛の症状があり、PCR検査を受ける。

▼2日 午後4時、前日に検査を受けたトップチーム関係者が陽性となり、同45分に発表。