新型コロナウイルス感染を公表し2日に退院した日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(62)が、あらためて「外出自粛」の重要性を呼びかけた。家族と離れて1人で自主隔離生活を選択。退院後の生活や感染者だからこそ伝えたい思いなどを、13日のウェブインタビューで明かした。

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田嶋会長は日本代表DF吉田麻也主将らが新型コロナウイルスと戦う医療従事者らに拍手でエールを送る取り組みに感謝した。

欧州では、最前線で奮闘する人々を称賛しようと同一時間に一斉に拍手をして応援する取り組みが行われている。欧州組を中心に男女代表選手やJリーガーでも拍手の輪が広がっていることに「医療関係者をみんなで応援するんだという状況と文化があることを日本に教えてくれていることは本当に素晴らしいと思うし、ありがたい。みんなに感謝したい」と目を細めた。