名古屋グランパスは20日、グループでのトレーニングを再開した。午前は主に攻撃陣、午後は守備陣と2グループに分かれ、マッシモ・フィッカデンティ監督(52)、コーチが久々に指導にあたった。

練習後、オンラインでの会見に臨んだフィッカデンティ監督は「サッカーをやっている中でグラウンドでトレーニングするのは生活の一部。その点で喜びに満ちた1日だった」と話し、練習内容については「フィジカル中心。戦術にはもう少し時間がかかるだろう」と話した。

愛知県は緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常が動いてきている。指揮官は「やっと始まってきた。仕事を再開してきたことを感じる。いい方向に向かってきた」。

選手を代表して会見に臨んだDF丸山祐市(30)は「ずっと自主練習だったんで、緊張感が違う。いい集中力が出てきた。楽しくやれた」と話した。