新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、2月下旬から中断していたJリーグ。6月27日のJ2再開&J3開幕に続き、4日にはいよいよJ1もリモートマッチ(無観客試合)で再開します。2月21、22、23日の開幕節1試合のみ戦い、その後止まっていた約4カ月間で、チームはどう変化しているのか-。システムは? スタメンは? 戦力は? 再開まで3日となった1日、全9試合の予想スタメンを一挙掲載。開幕戦との顔ぶれを比較をしながら、待望の一戦への妄想!? を膨らませましょう!

<名古屋グランパス>

FW金崎、GKランゲラックと新型コロナウイルス感染者が2人出て、調整プランに狂いが生じた。6月1日から全体練習再開も、翌2日から休止。練習試合も予定していた試合が中止となった。その中で20日に行ったJ3FC岐阜との練習試合は1-0の辛勝。得点はPKによるものだけで、攻撃面での課題を露呈した。金崎は30日から全体練習合流も実戦復帰は未定。元ブラジル代表FWジョーも退団が決まった。攻撃の核を欠く中で、どれだけ得点力を上げられるか。チームとしての攻撃力がポイントになりそう。

<清水エスパルス>

先月18日の活動再開後、リーグ再開へ向けて3度の対外試合をこなし、クラモフスキー監督の掲げる攻撃的サッカーの成熟を目指してきた。中断期間中にチーム層も厚みを増した。加入後は別メニュー調整が続き、開幕戦を欠場したFWカルリーニョスが完全合流。初実戦となった、13日のJ3藤枝MYFCとの練習試合で早くも得点を決めて好調ぶりをアピールした。名古屋戦では3トップの左での先発が濃厚。背番号10を背負う助っ人は「課題を修正し続けていけば、良いシーズンになると思う」と力を込めた。