横浜FCのFWカズが鳥栖戦で先発のピッチに立ち、ルヴァン杯の最年長記録を53歳5カ月10日に更新した。カズは24歳のFW草野とのコンビで2トップに入った。ルヴァン杯では、17年5月31日の鳥栖戦に出場した土屋征夫(甲府)の42歳10カ月0日が最年長記録だったが、カズが大幅に記録を更新した。

試合でも見せた。前半28分には中央からスルーパスで19歳のMF安永を走らせた。同30分には左クロスを頭で合わせた。相手GK守田に止められたが、両チーム合わせて前半唯一の枠内シュートでスタンドを沸かせた。後半18分で交代、昨年8月14日の天皇杯横浜戦の62分を上回る63分間プレーした。

0-0のまま迎えた後半ロスタイム、横浜FCのMF瀬沼が左クロスに合わせてヘディングで決勝ゴールをあげた。チームは1-0勝利で公式戦の連敗を4でストップ。カズの最年長出場記録更新に花を添えた。