清水エスパルスは21日、静岡市内で約1時間の練習を行い、22日の横浜FC戦(アイスタ、午後6時)に備えた。

冒頭15分間のみを報道陣に公開。GKを除いた前節横浜F・マリノス戦(19日、3●4)の先発メンバーは、別メニューで疲労回復に努めた。

中2日で迎える一戦。ピーター・クラモフスキー監督(41)は、選手起用について明言を避けた。それでも「リカバリー組はしっかり回復できた。誰が出ても同じパフォーマンスを出せる」と自信をのぞかせた。

FW後藤優介(27)は、横浜戦で後半43分までプレー。「回復している。コンディションも良い」と強調した。今季10試合に先発出場。何度も決定機に絡んでいるが、いまだに無得点。生みの苦しみを味わっている。「個人の結果には納得していない。最後の精度を高めたい」と意気込む。飢えたストライカーがゴールへの執念を見せる。【古地真隆】