ガンバ大阪の宮本恒靖監督(43)とMF井手口陽介(24)が、10月のJ1月間優秀監督賞とMVPにそれぞれ選出され、チームはダブル受賞となった。

G大阪は10月の7試合を6勝1分けと負けなしで終え、9月から10月にかけては6連勝を飾った。

宮本監督の選出理由は「勝負強さ安定感あり。交代選手が活躍するなど采配も冴えた」(選考委員・原博実氏)、「4-4-2の布陣変更も実り、各々のやるべきことがクリアに。粘り強い戦いで僅差勝負を次々と制した」(同・北條聡氏)など。

初受賞となった井手口には、「無敗街道を突っ走る宮本ガンバの心臓」(北條氏)、「相手の縦パスを予測し、出た瞬間に一気に詰めるインターセプトは職人芸の域」(同・寺嶋朋也氏)などの声が上がった。

10月の月間表彰は以下の通り。

<優秀監督賞>

J1:宮本恒靖監督(ガンバ大阪)

J2:石丸清隆監督(モンテディオ山形)

J3:三浦文丈監督(SC相模原)

<MVP>

J1:井手口陽介(ガンバ大阪)

J2:ヴィニシウス・アラウージョ(モンテディオ山形)

J3:江口直生(ブラウブリッツ秋田)

<ベストゴール>

J1:豊川雄太(セレッソ大阪)/10月17日横浜F・マリノス戦

J2:鄭大世(アルビレックス新潟)/10月4日FC町田ゼルビア戦

J3:江口直生(ブラウブリッツ秋田)/10月14日FC岐阜戦