横浜FCがサンフレッチェ広島に引き分け、敵地で勝ち点1を手にした。

2月のルヴァン杯、8月のリーグ戦では得点できずに完敗。力の差を見せつけられていたが、この日は広島対策として3バックのミラーゲームで臨み、チームのコンセプトであるボールを保持しながら攻撃に転ずるスタイルを敢行。前半10分、右コーナーキックの流れからMF手塚のクロスをファーサイドに飛び込んだDF小林が頭で合わせ先制し、最後は相手の厚みのある攻撃を守りきり、引き分けで終えた。下平隆宏監督は、広島が中2日で臨んだことを挙げつつも「過去2戦戦って、歯が立たなかった相手。相手のプレスを怖がらずにビルドアップしていくところは今日は徹底的にやろうとゲームに入った。それを実践してくれたこと、攻撃の形をつくれたことは成長を感じました」と手ごたえを口にした。