柏レイソルのネルシーニョ監督(70)が23日、25日のアウェーでの鹿島アントラーズ戦に向けオンライン取材に応じた。

ネルシーニョ監督は3日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性となり、10日間の入院生活を経て現場に復帰。18日から練習を指揮し、21日のサガン鳥栖戦を迎えていた。現在の体調について「おかげさまで、特に体調面で気になることもない。ウイルスに冒された時期はうまく克服できたのかなと」と、懸念された後遺症もなく順調であることを明かした。

鳥栖戦はわずか3日間の準備期間で臨まざるえなかった。DF古賀は「ボールを受けたときの感覚、見え方を含め、感覚の部分で難しさはあった」と2週間の活動休止期間のブランクを口にしていた。指揮官は「少しでも早くゲームに適応していくことが求められると思っている」と選手のコンディション、試合勘をあげていく必要性を説き、鹿島戦に「まだ我々は上位戦線に食い込める可能性が残っている。チームとしてしっかり、準備したい」と決意を口にした。