日本野球機構(NPB)とJリーグによる第21回新型コロナウイルス対策連絡会議が30日、行われた。

終了後の合同会見に出席したJリーグの村井満チェアマン(61)は、現在ACLに出場している3チームの帰国後について、政府が定める14日の自主待機期間でチームが活動できる可能性を模索しているとし「トレーニングまたは試合ができる環境整備ができるかがポイント」と話した。一般社会との隔離と感染対策を徹底したフローチャートを作り、政府側と協議する。

また、感染者数が再び増加傾向にあることから、試合時の収容人数を現在の最大50%から下方修正する可能性を否定しなかった。

各国ではワクチンの開発が進んでいるが、専門家チームの東北大・賀来満夫氏は「政府は一定の安全性を持って(接種を)認可するが、副作用がわからないものは打てないという人もいる。強制はできない」と、アスリートの接種が早期に浸透するかは未知数との見方を示した。