柏レイソルは名古屋グランパスに競り負け、目標のアジア・チャンピオンズリーグ出場圏内(3位)が絶望的になった。

後半6分、GKキム・スンギュとDF北爪のコミュニケーションミスから痛恨の失点。終盤は猛攻を仕掛けたが、低い最終ラインでブロックを引く相手の作戦に、エースFWオルンガが完全に封じられ、ゴールをこじ開けることはできなかった。途中出場のFW呉屋大翔は「後ろのスペースを消されていたので難しかった。(相手が)うちの強みを消してくるサッカーをしていたのは感じていた。自分たちでリスクを背負って攻撃に出られる時間があればよかった」と悔やんでいた。