昌平(埼玉)が京都橘(京都)に2-0で快勝し、3回戦に駒を進めた。

先制点はFW小見洋太(3年)。前半20分に獲得したPKを冷静に右上へ決めた。「先制点を意識していたので、自分がとることができてよかった」と話し、「今日の試合もまだまだ決められるところがあった」と、J2アルビレックス新潟に内定しているFWに満足はない様子だった。

その4分後に追加点を奪う。中央からのロングボールを左寄りで受けた小見が、ゴール前へパスを送り、中で待っていたMF平原隆輝(2年)が左足で合わせた。

後半に入っても最後まで主導権を握り続けた昌平が完勝。藤島崇之監督は「選手が冷静に判断しながら、前半でうまく形を作ることが出来た」と振り返った。