4大会連続35度目出場の仙台育英(宮城)が選手権5度の優勝を誇る市船橋(千葉)に敗れ、2年連続の8強入りは届かなかった。

仙台育英は前半から持ち味のプレスを仕掛ける守備で圧力をかけ続け、市船橋にはDFライン背後のスペースにボールを出されて攻め込まれる時間もあったが、GK高橋拓輝(3年)らを中心に体を張った守備で無失点で切り抜けた。

しかし後半開始4、7分に失点し、苦しい展開に。同点に追いつくべく、相手自陣に攻め込むも、統率された相手守備陣を崩せなかった。同31分はFKからのこぼれ球を押し込まれて、ダメ押しの3点目を許した。終盤にはFKの折り返しをFW吉田健太(3年)がヘディングシュートもバーに阻まれ、無念の3回戦敗退となった。