神村学園(鹿児島)は、富山第一にリベンジを果たせなかった。前回大会は2回戦で0-1で惜敗していた。

MF永吉飛翔主将(3年)は「自分たちも知らないトリッキーなセットプレーやってきて、怖かった」という。案の定、後半29分、右CKから失点した。

2日の2回戦は、得点王を狙う1年生エースのU-17(17歳以下)日本代表FW福田師王が終了間際に決勝点を挙げ、近江(滋賀)を撃破。3大会ぶりのベスト16で勢いがあった。

だが、この日の福田は、前線で相手DF2人にマンマークされて仕事をさせてもらえず。試合終了の瞬間、ピッチに腹ばいになり悔しがった。それでも、永吉主将は「悔しさを糧に、自分たちの分まで頑張ってほしい」とエールを送った。