関西勢最後の砦(とりで)となった神戸弘陵(兵庫)が、敗れた。

前回大会も3回戦敗れた帝京長岡との再戦。今回のスタメン11人のうち、7人が1年前の対戦で悔し涙をのみ、強い思いで臨んだ一戦だった。

前半8分に、FW徳弘匠(なる、3年)が、相手DFをかわし左足で先制点。しかし、同14分に同点ゴールを許し、前半を折り返した。

後半に入り、追加点をとりたかったが、後半14分、同16分と立て続けに失点。帝京長岡の応援団も盛り上がり、一気にのみ込まれた。

選手権の連戦を勝ち抜くことを目標に始動したチームだったが、2大会連続でベスト16に終わった。神戸弘陵が、関西勢で唯一3回戦進出を決めていたが、これで全滅となった。