矢板中央(栃木)が富山第一(富山)に2-0で勝ち、2大会連続4度目の4強進出を決めた。

堅守を誇る両チームの一戦は、前半から富山第一が押す展開。矢板中央は187センチのDF新倉礼偉(3年)、188センチのDF島崎勝也(2年)のCBコンビを中心にはね返し続け、両チーム無得点で前半を終えた。

前半終了間際、矢板中央はMF小川心(3年)を最前線に投入。この起用があたり、後半9分に中央からのロングボールを受けた小川がDFを振り切って左足を振り抜き、先制点を決めた。

25分に矢板中央が追加点。ロングスローでゴール前に放り込み、競り合いのこぼれ球に詰めたDF新倉が押し込んで突き放した。

得意とする守備は最後まで集中が途切れることなく、富山第一を完封。前回大会に続く4強に高橋健二監督は「苦しい試合の連続だったが、選手が1試合1試合成長してくれた」と話した。

高校サッカー全成績はこちら>

高校サッカー組み合わせはこちら>