帝京長岡が2大会連続で4強入りした。終始、運動量を生かした前線からのハイプレッシャーと、細かいパス回して相手を圧倒すると前半26分、FW葛岡孝大がMF上野一心(ともに3年)のスルーパスを左足で流し込み先制点をゲット。その4分後には上野が追加点を決め、前半で勝負をつけた。

葛岡と上野はともに2回戦の神戸弘陵戦から連続得点。葛岡は「いいパスが来たので流し込むだけだった。2トップを組む(ケガで欠場の)石原を絶対、準決勝のピッチに立たせたいと思っていたので、勝ててよかった」とホッとした表情をみせた。

新潟県勢初となる2大会連続の4強入り。悲願の全国初制覇まであと2勝とした。古沢徹監督(35)は「昨年越えられなかった壁を越えるため、チームでしっかり準備したい」と表情を引き締めた。

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