宮崎キャンプ中のセレッソ大阪が、J2FC町田ゼルビアと練習試合を行い、2-2で引き分けた。

サガン鳥栖から新加入した16年リオデジャネイロ五輪代表のMF原川力(27)が、主力組として2本目途中まで出場。3列目からゲームメークにも加わり、ブラジル人のレビークルピ監督(67)は「彼はよかったと思う。彼だけではなく、誰が入ってもチームの役割を理解した上でできないといけない」と、新戦力に合格点を与えた上で貪欲に話した。

主将MF清武弘嗣(31)も、原川に対して「力はボールも散らせるし、前にも運べて、裏にも出せて素晴らしい。僕はそれを見ながら深く考えずにできた」と、チームに溶け込んだ原川に信頼を寄せた。

C大阪の得点者はDF瀬古歩夢(20)とFW山田寛人(20)。対戦相手の町田は昨季のJ2で19位だった。

C大阪のキャンプは、1月31日から始まり、最終日の今月13日にJ2ファジアーノ岡山と練習試合を行ってから帰阪する予定。J1リーグ開幕戦では、柏レイソルと27日に本拠地ヤンマーで対戦する。