名古屋グランパスのMF児玉駿斗(22)が、沖縄キャンプ中の11日、午前練習の後にオンラインで取材に対応した。

体力づくりの段階のため、走り込みの多い練習について「きついっすよ」と本音を漏らした。走ることは得意だそうだが「『きつい』って言ったらきつくなる。お仕事なので頑張ります」と意気込んだ。

1月30日からキャンプに参加しているが、15日には東海学園大の卒論の発表を控えている。スポーツ健康科学部に所属しており「(発表は)ぶっつけ本番です。結構ヤバイです」と学生としての素顔も見せた。

児玉は大学1年だった18年から特別指定選手としてプレー。同年4月7日の北海道コンサドーレ札幌戦でプロデビュー、同年5月16日のルヴァン杯ガンバ大阪戦では初得点を挙げている。

開幕アビスパ福岡戦(28日、アウェー)に向け、まずは卒論を仕上げ、そして開幕メンバー入りへと目標を定める。【佐藤あすみ】