J1ガンバ大阪宮本恒靖監督(44)が2日、初勝利を目指す3日のJ1リーグ2戦目の名古屋グランパス戦(豊田ス)に向け、オンライン取材に対応した。

悪天候の中、練習は主にコンディションの回復と、完封負けした2月27日ヴィッセル神戸戦からの課題修正などに時間を割いた。修正点については「ファーストディフェンスの厳しさや、試合に勝ちきることに関して、まだ100パーセントの力がない。パワーが足りないので、その話をした」という。

その上で名古屋戦に触れ、印象については「強烈な力を持つ選手がいて攻撃力を発揮するチーム。チーム全体で守り抜くチームカラー」。昨季J1最少失点の堅守を崩しての得点については「フロンターレ(川崎F)もそうでしたが、ペナルティーエリア近辺でのクオリティーであったり、単純な回数であったり、人がどれだけ入っていけるのかというところにトライしている。神戸戦でもそういったものが見受けられた時は決定的なチャンスになったシーンもあったので、そういったものをいかに作り出せるかだと思う」と突破口を語った。