名古屋グランパスが北海道コンサドーレ札幌のハイプレスに苦しみながら、途中出場のFW相馬のゴールで今季のホーム開幕戦を勝利で飾った。

前半は高い位置からプレスを仕掛ける札幌が運動量で圧倒した。ピンチを耐えた名古屋は後半9分、柿谷、相馬、長沢を一気に投入する“3枚代え”で局面打開を目指す。しかし同18分、札幌FWアンデルソンロペスがDFを背負いながら決定的なシュートを放つも、名古屋GKランゲラックが好セーブで防いだ。

札幌も後半30分にGK菅野が好セーブ。しかし37分、名古屋がFW前田からのパスを相馬が流し込み、奪った先制点を守りきった。

昨季、リーグ最少失点の堅守で3位に躍進の名古屋は、その看板を今季も継続する形で、開幕2連勝を飾った。