清水エスパルスは0-0でサガン鳥栖と引き分け、勝ち点1を拾った。

今季ホーム初勝利はならなかったが、GK権田修一(32)が好セーブを連発。開幕3連勝と波に乗っていた相手の勢いを止め、今季初の無失点となった。

序盤から劣勢を強いられ、耐える時間帯が長く続いた。試合を通じて4度相手に決定機をつくられたが、いずれも権田がスーパーセーブ。敗戦の危機を救った。「味方にコースを限定してもらった上で、枠内に来たシュートは全て止める。それが僕の仕事」と振り返った。ロティーナ監督(63)も「勝ち点をもたらす、偉大なGK」とたたえた。

一方で課題も残った。シュート数は相手の11本に対して、わずか1本。今季初めて3バックを採用したが、理想の主導権を握るスタイルには遠かった。権田は「苦しい中で勝ち点を取れたが」と、前置きした上で「無失点だからOKではない。ホームでこの戦いは本望ではないし、上には行けないと思っている」と気を引き締めた。

次節は17日、アウェー・サンフレッチェ広島戦(午後7時、Eスタ)。中2日と厳しい日程だが、結果と内容を両立させて勝利をつかむ。【古地真隆】