新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生のため、3月のJ1リーグ戦全6試合が中止になっていたガンバ大阪の代替日程が6日、決定した。6試合のうち5試合は、本来は開催予定のなかった東京五輪期間中に入った。

既に決まっていた前後の4試合を含めれば、28日間で9試合、つまり3日に1試合。今後、ACLの日程などにより変更になる可能性があるとはいえ、過酷な日程だ。「みなし開催」で0-3の負けになることは回避された一方で、次はチームのマネジメントが問われる事態になる。

宮本恒靖監督(44)はこの日、オンライン取材に応じて「いろんなプランを持って、その都度、選手の状態を見極めつつやらないといけない。(今回のコロナ禍でチームが2週間)活動休止になって、過密になった分は(選手の起用方法などが)違ってくる可能性はある」と説明した上で「過密日程は間違いないので、チーム全体で戦っていくしかない」と決意した。

G大阪は今季、開幕から2試合しか消化しておらず、1分け1敗で勝ち星がなく、7日はホーム開幕戦でアビスパ福岡と戦う。