J1の11位アビスパ福岡に新加入した元U-19(19歳以下)ベルギー代表MFジョルディ・クルークス(27)と、カメルーン人FWジョン・マリ(28)の2人が18日、福岡市内で練習後にオンライン取材に応じた。

コロナ禍、クルークスは1月に移籍が発表されてからチーム合流に約3カ月を要した。だが、その間は「パーソナルトレーナーをつけて1日2回トレーニングしていた」という。得意なプレーは「ハードプレーや(足が)速いのが特長」と言い、今季目標には「チームにとって重要な選手になることを心がけ、10ゴール、10アシストが目標」と意気込んだ。

マリは3月1日に深■(中国)から期限付き移籍で加入することが発表された。だが、入国制限の影響で4月17日にチーム合流したばかり。コンディションについては「少しずつ良くなっている」という状態で「チームの助けになれるよう、楽しみにしている」と。早期のJ1デビューを心待ちにした。

長谷部茂利監督(49)は4月17日FC東京戦の後半途中からJ1デビューを果たしたクルークスのプレーについて「コンディションは経験を含め余裕があった」と評価。この日がチーム初練習のマリについては「得点やアシストなどチャンスを広げることを一番求めている。スピードと技術があり、いろんな形で得点を取ってくれるんじゃないかと思う」と期待を寄せた。【菊川光一】

※■は土ヘンに川