清水は0-0でG大阪に引き分けた。6試合ぶりの無失点を演じ、敵地で貴重な勝ち点1を獲得。一方で得点を奪えず、4試合ぶりの勝利を逃した。

得点の可能性を感じさせるプレーは随所に見られた。最大のチャンスは試合終了間際。後半44分、カウンターからMF西沢健太(24)がフリーで狙うも、シュートはDFにブロックされた。「決めていれば、勝ち点3を持ち帰ることができた」と悔やんだ。

10節を終えて2勝4分け4敗の14位。チーム総得点は「9」で、1試合平均1得点を下回る。やや迫力不足は否めず、ロティーナ監督(63)も「ゴールが次の課題」と話す。守備の安定感は増してきただけに、得点力アップが勝利への近道となりそうだ。

21日のルヴァン杯横浜戦を挟み、次節は25日の湘南戦(アイスタ)。勝ち点10で並ぶ相手をたたき、今季ホーム初白星を目指す。