ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督(46)は20日、主将MFアンドレス・イニエスタ(36)が近く復帰する見通しを語った。神戸市内での練習後、オンライン取材に応じた。

三浦監督は「正直言って今すぐ使いたい感じ。今日の練習もフルメニューをやって、彼と話をして、いつから復帰できるかは、意思疎通を図りながらやっていきたい。既に対人プレー、試合(実戦的な練習)にも入っています」と説明。順調にいけば、今月中に今季初出場となる見込みだ。

イニエスタは昨年12月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、右大腿(だいたい)直筋近位部腱(けん)断裂を負い、緊急手術を受けた。当初は松葉づえを使うほどだった。全治4カ月の長いリハビリを終え、今月9日に全体練習に部分合流し、ここまで2週間近くたつ。

神戸は今後、ルヴァン杯を含めて4月は残り3試合、5月は8試合あり、ゴールデンウイーク前後の復帰が予想されていた。イニエスタは5月11日に37歳の誕生日を迎える。