ヴィッセル神戸三浦淳寛監督(46)は4日、神戸市内での練習後にオンライン取材に応じ、5日のルヴァン杯1次リーグB組第5節FC東京戦(ノエスタ)で、主将のMFアンドレス・イニエスタ(36)を途中起用する考えを明かした。

イニエスタは、1日サンフレッチェ広島とのJ1リーグ戦後半30分から今季初出場したばかり。昨年12月に右大腿(だいたい)部を手術し、約5カ月ぶりの復帰戦となった。故障明けで手探りのプレーが多く、試合感覚をできる限り積んでいく方針だ。

三浦監督は「(イニエスタは広島戦後の)リバウンドを含めて、まったく問題ない。とにかく状態を徐々に上げていく。今日の練習も元気にしていた。(東京戦は)試合展開によるが、できれば、少しでもプレーさせたい思いはある」と説明した。出場すれば中3日で今季公式戦2戦目になる。

ルヴァン杯B組は東京が無敗で抜けだすが、残り3チームは神戸を含め、徳島ヴォルティス、大分トリニータが1勝1分け2敗で並び、大混戦の状態。残り2試合で、上位2チームが進めるプレーオフステージを目指す。