ベガルタ仙台が川崎フロンターレから勝ち点1をもぎ取った。

開始3分、川崎Fは左サイドを深くえぐったDF登里のクロスに、FW小林が頭で合わせて先制。しかしその後は守備を固めた仙台相手に苦戦して、追加点を奪えないまま前半を折り返した。

後半も川崎Fが得点できない中、仙台は29分、MF氣田のシュートのこぼれ球をMF中原が詰めて同点に追い付いた。

対する川崎Fは後半38分、DF登里のスルーパスに反応したU-24日本代表MF三笘がゴール。難しい角度だったが、相手守備陣をしっかりと見てコースを打ち抜いた。

しかし後半ロスタイム、仙台は途中出場のFWマルティノスが、ペナルティーエリア手前から思い切ったシュートを放った。これがゴールネットに突き刺さり、土壇場で追い付いた仙台が、価値ある引き分けに持ち込んだ。

追い付かれた川崎Fだが、昨季終盤からリーグ戦21試合負けなし(16勝5分け)とし、12年~13年に大宮が記録した連続無敗のJ1記録(13勝8分け)に並んだ。16日の札幌戦は記録更新をかけて挑む。