オーストラリア代表を引退することが13日発表された名古屋グランパスGKランゲラック(32)がオンラインでの取材に応じた。多用したのは”家族”という言葉だ。

「(代表引退は)難しい決定だったが、正しい決定だったと思う」。その決断に至った理由は「家族のためだ」と明かした。「代表での活動はワールドカップ(W杯)予選があり、隔離や検疫を考えると(家族と会うのが)難しい部分がある」とコロナ禍で家族を第1優先に置くと表明した。今後のプレーは「例えば国際試合に出て、アウェーで川崎フロンターレ戦はエクストラなストレスがかかるが、名古屋にフォーカスすることでベストなパフォーマンスができる」と名古屋での活動に全力を注ぐ。

22日のリーグ戦第15節、敵地での徳島ヴォルティス戦に向けては「90分、相手にチャンスを作らせない。ビルドアップ攻撃に備えたい」とゴールを守る決意を見せた。