J2東京ヴェルディは4日、コロナ禍で苦境に立たされている稲城市立病院を支援するために行われたチャリティーオークションで72万3415円が集まり、同病院へ寄付されたと発表した。オークションは4月2~12日に実施され、選手たちが実際に使ったサイン入りスパイクなどのグッズが出品されていた。

稲城市立病院の松■(■は崎の大が立の下の横棒なし)章一院長は「このたびは、たくさんのご寄付金をいただきまして誠にありがとうございます。皆様方の温かいご支援に、医師をはじめ職員一同、あらためて心より厚く御礼申し上げます。当院はこれからも新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に力を注いでいく所存でございます。どうぞ、今後もお力添えのほどよろしくお願い申しあげます。コロナ禍の中、皆様もどうかご自愛下さい」と感謝の言葉を発表した。

東京Vの選手会長、GK柴崎貴広も「私たち東京ヴェルディは、日頃より稲城市立病院から多大なるサポートをいただいています。これからも苦しい時間も楽しい時間も、常に一緒に進んで行きましょう。私たちはピッチで戦うことで、皆様に喜んでいただいたり勇気を持ってもらえるようにこれからも努力していきます。また、今回の支援活動に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました」とクラブを通じてコメントした。