ガンバ大阪は大量8得点でタンピネス・ローバーズ(シンガポール)を下し、通算2勝3分けで勝ち点9として2位を守った。フル出場したFW川崎修平(20)は3得点でハットトリックを達成した。

試合は一方的となり、前半21分にMF倉田が、同25分に川崎が、同28分にFW一美がそれぞれ今大会初得点を記録。

後半8分には再び川崎が、同30分にはMFウェリントンシウバが、同33分にFWパトリックが、さらに同35分に川崎がこの試合3ゴール目を決めて突き放した。終了間際には再びパトリックが決めた。前半に3得点、後半に5得点とG大阪が圧倒した。

一方で課題もあった。今大会ここまで4戦全敗で無得点だったタンピネスに、前半に初ゴールを許すなど何度か決定機を提供。さらに前半にFW宇佐美、後半にウェリントンシウバが、それぞれPKを外して得失点差を稼ぎきれなかった。

G大阪は10日の最終戦で首位全北(韓国)と対戦する。各組の首位が無条件で決勝トーナメントに進めるが、2位だと、F~J組の各組2位の計5チームのうち、成績上位3チームが1次リーグ突破となる。G大阪はいずれにしても勝利が求められる。