「新サッカースタジアムを考える会」(村上信也代表)は16日、静岡市清水区で第2回シンポジウム「どうしても新サッカー場が欲しい」を開催した。

パネリストにパナソニックスタジアム吹田(パナスタ)の建設に関わった元ガンバ大阪代表取締役の野呂輝久氏(66)、清水サッカー協会の牧田博之会長(66)が招かれた。

昨年2月の第1回に続く開催となった。J1清水エスパルスの本拠地・IAIスタジアム日本平を上回る、交通アクセスと観戦環境に優れ、商業施設なども兼ね備えた複合型のサッカー専用新スタジアム建設の必要性が議題に上がった。

野呂氏はパナスタ建設の経緯を例に出しながら熱弁を振るった。「今後は、地域のランドマークになるスタジアムづくりが必要」。牧田会長は「土地所有者の合意だけでなく、市民レベルでの盛り上がりも大切になる」と話した。