ジュビロ磐田は1-1でSC相模原と引き分けた。

前半37分にFKを直接決められ、失点。3試合連続で先制点を許す展開となった。1点を追う後半は終始試合を掌握。同44分にMF山本康裕(31)が右足ミドルをゴール左隅に決めて、同点とした。土壇場で試合を振りだしに戻したが、ホームで下位チーム相手に痛恨のドロー。京都が勝利したため、順位は首位から2位に後退した。

 

▽磐田の鈴木政一監督(66) 前半はボールを支配していたが、ゴールを奪うためのボールの動かし方ができていなかった。後半はシュートの意識が出たと思う。我々は勝ち点3を取らなければいけない。次は必ず勝ち点3を取れるようにしっかりと準備していきたい。

 

▽同点ゴールを決めたMF山本康 試合の入りがあまりよくなかった。守備が後手後手になってしまったので攻撃もちぐはぐになってしまったと思う。主導権を握ってサッカーをすることが理想。そこに近づけるように練習からやっていきたい。自分たちの力量を考えれば、引き分けは負けに等しい。僕らは勝ち点3をとり続けないといけないチームなので、次は勝たないといけない。

 

▽7月の加入後、初先発となったDF伊藤槙人(28) 勝ち点3がほしい試合だった。立ち上がりにリズムに乗れなくて失点してしまった。失点をなくせば負けることはない。前線の選手は絶対に1点は取ってくれるので、次は(失点)ゼロに抑えるようにやっていきたい。