横浜F・マリノスはサンフレッチェ広島に逆転勝利を収め、今週末試合のない首位川崎フロンターレとの勝ち点差を再び1に詰めた。

先制したのは広島。前半8分、MF土肥の左クロスにMF東がダイレクトで合わせたシュートがポストに阻まれ、こぼれ球を拾ったFWドウグラス・ヴィエイラが左足で決めて先制した。

横浜は徐々に流れを取り戻すと、前半36分にFWマルコス・ジュニオールのミドルシュートをエリア内でFW前田が触れてコースを変えて、同点に追いついた。

前半ロスタイムには、横浜DF実藤が左CKから今季初ゴールを決めた。エリア内でゴールに背を向けて相手DFを背負うと、マルコス・ジュニオールが蹴ったボールを右アウトサイドで合わせて、オーバーヘッドのような形で逆転弾を突き刺した。

後半15分には横浜FWレオ・セアラが直接FKを決めて、3-1と突き放した。広島は後半30分にMF青山がバー直撃のシュートを放つなど、2点差を懸命に追ったが得点には至らなかった。