川崎フロンターレは、後半ロスタイムの決勝点で鹿島アントラーズに逆転勝利を収めた。

後半16分に失点。その後も劣勢が続いたが、後半38分にMF脇坂のFKをMF山村がヘディングで合わせて同点とすると、ロスタイム4分にはFW宮城がミドルシュートで決勝点を決めた。

試合後の鬼木監督の一問一答は以下の通り。

 

鬼木監督 連戦の中、選手は気持ちのこもったゲームをしてくれた。それに尽きる。立ち上がりから鹿島の狙いあるサッカーで難しい展開になったけど、諦めることなく戦った姿勢が、この結果になった。この勝利を次につなげたい。

-宮城の評価は

鬼木監督 強度のあるゲームで入りは難しそうだったが、1発のある選手なので、そこを研ぎ澄ませてくれた。もっともっとやっていけるよう、育てていきたい。ビッグゲームで結果を残したことを自信にして、チームの力になってほしい。よかったと思う。

-山村と宮城、途中出場の選手が試合を決めたことについて

鬼木監督 途中から出た選手は、前節もいいパフォーマンスをしてくれていた。連戦で(先発起用して)もよかったが、こういう展開になったときに力を注げるよう、好調を後から出てプラスアルファでやってほしかった。みんなが素晴らしいプレーをしてくれた。

-2ボランチを採用した狙いは

鬼木監督 2枚並べたのが良かったかどうか、もうちょっと検証しないといけない。前回もそうだけど、プレッシャーのかけ方を意図を持って積み上げていけたら、もっとよくなる。最初は少しはまらなかったが、時間とともに修正できた。バリエーションも増やしていけている。

-試合の中でフォーメーションを変えた狙いは

鬼木監督 選手の特徴は一番把握していると思っている。誰をどのタイミングで使うことで力を発揮するか、ゲームの状況がどういう流れになるか分からないけれど、あわせてやっていこうと思った。結局はこういうゲームは気持ちだと思う。前の選手も後ろの選手も、全員が出してくれた。