横浜FCが、暫定ではあるが、最下位を脱出した。MF瀬古樹(23)のFK弾で先制すると、CKからFWジャーメイン良(26)が追加点。前半だけで2得点をマークし、勝利をもぎ取った。早川知伸監督(44)の試合後の一問一答は以下の通り。

-試合総括を

早川監督 うれしく思っています。難しい試合になることは想定していたが、ファイトしてくれた。勝てた要因としては、球際、(好守の)切り替えを良くやってくれた。守備ではある程度、想定内のことが起きた。よく対応してくれた。攻撃では久しぶりにセットプレーから得点できたことは、心の余裕が出来たのではないかと思います。したたかに、プレーしたことが全てだったと思う。

-直接FKで先制。CKからも、MF瀬古のキックの精度が光った

早川監督 本人もやっとホッとしたのではないでしょうか。もともと素質はあった。何度もアシストも決めているし、うちの得点源になっている。キャプテンとしてのタスクとしても、素晴らしい出来だと思う。

-守備の指示は、どんな声を掛けたのか?

早川監督 コンパクトさを欠いて、ライン間のところで、パスを入れられていた。しっかり守備していくところ。その中で、選手は順応して対応してくれたことは、成長を感じるところ。

-MF瀬古はシーズン途中でキャプテンに就任。キャプテンシーはどう思うか?

早川監督 プレーの部分でハードワークをして、先頭に立ってやっていることは、みんなが理解して、認めていることだと思う。年齢層の多い中、周りのことに目を配りながら、相談しながらやってくれている。