準優勝となったセレッソ大阪のMF坂元達裕(25)は、定位置の右2列目でフル出場したが、シュート0本に終わった。ゴール前に効果的な進入ができず、苦しんだ90分間だった。

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-プロで初の決勝戦

坂元 とにかく優勝したい思いで試合に臨んだので悔しい。

-名古屋は堅守だった

坂元 前半は何とか攻撃の形をつくろうとしていたが、後半の早い時間帯で失点してしまったことが一番痛かった。そこから完全にブロックをつくられて、どう崩すか話しながらやっていたが、ゴールにつながらなかった。

-前半の終盤は手応えもあった

坂元 裏へ抜け出したり、ゴール前でプレーできる時間帯も少しずつ増えてきた中で前半が終わった。後半の立ち上がりに失点してしまったことが、もったいなかった。

-新体制でもう1段階上に行くためには

坂元 守備はチーム全員で守れている自信はある。しっかりと守備ができているからこそ、ここまで来られた。そこは継続していかないといけない部分。そこからどう攻撃につなげていくか、そこは課題。ボールを持ってもシュートまでいけないと意味はない。まだ天皇杯もあり、練習するチャンスはあるので、そこへ向けてやっていきたい。