首位川崎フロンターレは浦和レッズと引き分けた。同時刻キックオフで開催された2位横浜F・マリノス-ガンバ大阪で横浜が敗れたため、2年連続で4試合を残してのJ1制覇が決まった。

就任5季目の鬼木達監督(47)は、17年のクラブ初タイトルから4度目のJ1制覇。日本代表の森保一監督(53)らを抜いて、歴代最多優勝監督となった。

立ち上がりは両者守備陣が高い集中力を見せ、相手にシュートを打たせない展開が続いた。最初にチャンスを迎えたのは浦和。前半26分、日本代表DF酒井が右サイドを突破してマイナスのパスを通すと、中央で江坂、関根、江坂と立て続けに3本のシュートを放ったが、川崎F守備陣がすべてはね返した。

試合が動いたのは前半33分。ペナルティーエリア手前で右CKのこぼれ球を拾った川崎F・DF山根がふわりと中央にクロスを入れると、競り合いのこぼれ球に詰めていたDFジェジエウが右足で先制点を押し込んだ。

後半はなかなか追加点が生まれなかったが、44分に浦和が意地を見せた。途中出場MF伊藤のシュートをGKがはじいたこぼれ球に詰めていたDF酒井が押し込み、土壇場で同点に追いついた。

試合はそのまま終了。川崎Fは引き分けたが、横浜が敗れたため優勝が決まった。

 

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