J2ジュビロ磐田が勝利で今季を締めくくる。5日の今季最終節ブラウブリッツ秋田戦(ヤマハ、午後1時)に備え、1日は磐田市内で調整。療養中だった鈴木政一監督(66)が練習場に姿を見せ、選手の動きをチェックした。

次戦でのベンチ入りについては、体調面を考慮した上で、強化部と協議しながら判断するという。練習を指揮した服部年宏ヘッドコーチ(48)は「まだ調整中」と話すにとどめたが、選手たちも監督の“復帰”を願っている。

MF松本昌也(26)は「監督がここまでまとめてきてくれた。最後は一緒に勝って終わりたい」とチームの思いを代弁した。前節の群馬戦で引き分けたチームは、J2優勝を決めた。次戦は今季の集大成ともいえる一戦。来季J1昇格へ弾みをつけるためにも、負けられない。服部ヘッドコーチも「プロである以上、勝利を求める。勝って、笑って終わりたい」と望んだ。【神谷亮磨】