新生ガンバ大阪がサガン鳥栖のブラジル人DFエドゥアルド(28)の獲得を打診していることが3日、分かった。韓国代表DFキム・ヨングォンが今季限りで韓国・蔚山に完全移籍するため、同じ左利きでビルドアップが得意なJリーグ屈指のセンターバックに白羽の矢を立てた。来季就任する片野坂知宏監督(50=大分監督)の意向に沿った補強第1弾になる。

184センチ、84キロのエドゥアルドは来日9年目の親日派で、鳥栖で2年目の今季は主将を任されるほどリーダーの資質がある。直接FKも武器にしており、3バックの中央でここまで35試合3得点(J1通算140試合7得点)と抜群の成績を挙げる。同選手と来季契約を残す鳥栖は慰留に努め、他クラブも獲得に乗り出すなど交渉は流動的だというが、キム・ヨングォンが抜けるG大阪は負けられない獲得競争になる。